ある日の『わたしんち上水本町』での一コマ。
ベトナム人スタッフのリンちゃんが、
カルタの読み手に挑戦しています。
絶賛日本語勉強中のリンちゃん。
ひらがな、カタカナは読めるようになりました。
カルタに書かれた文字を丁寧に追います。
「コダイラノ…カイタクタス…ケタ…タマガワジョウスイ」
「えっ。と?」
「コ!」
「と?」
「コダヨ!」
「よいこらしょ!」
『コ』を無事見つけたようです。
「エドメイ…ショ…ズエニモノコル…ハナミ…ハナミ…なにこれ?」
「花見茶屋じゃないの?」
「おー、ヂャヤ! ハナミヂャヤ!
一枚一枚を丁寧に読み、丁寧に取っていく
とても丁寧なカルタ取り。
我々が当たり前に発声している日本語も
外国人から見たら、すごく難しいようです。
日本に来てまだ日の浅い外国人スタッフ。
日本語を学びながら、介護も学び。
さらに日本語でのレクリエーションを学ぶ。
きっと頭の中はいっぱいでしょうね。
それでも、いつでも笑顔を絶やさず、
利用者さんと真正面から向き合っています。
厚労省によると、2025年には約30万人もの
介護職員が不足すると推計を明らかにしています。
これから先、こうした外国人スタッフの活躍も
大いに期待されていくのだと思います。
そして、我々日本人スタッフも、志高い外国人スタッフの
心意気に敬意を表すると同時に、精一杯の教えを説いていきたいと思います。
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