今回はその続きをご紹介しますね。
この日は、利用者の皆さんで季節の作品、
『あじさい』を絶賛制作中でした。
2日ほど干したドクダミの葉っぱを持って利用者さんの元へ。
実はこれ、この瓶の中にですね……
私が言い終えるか否か、ドクダミの葉っぱを鷲掴みにして作業に入る利用者さんたち。
「この中に入れていいのね」
「さぁ。さっさと入れちゃいましょう!」
「ほら、どんどん頂戴はっぱ!」
干したドクダミの葉っぱだけでは、瓶が一杯にならず、
慌てて、追加でむしり取ってきました。
フレッシュなドクダミ。
サッと水洗いして水気を振り落とすやいなや、
片っ端からむしり取って瓶の中へと詰めていきます。
ドクダミ工場さながらの連携プレーです。
続いて取り出しましたのは『ホワイトリカー』です。
今回、うまくいくか分からないので、自腹で買ってきました笑
「みなさん、詰め込み作業ありがとうございました!」
「さぁ、つけ込みますよ−」
トクトク…心地良い音を立てて、ホワイトリカーが注がれていきます。
「ドクダミ酒?」
「あー飲んだら体に良さそうですね−」
「臭いわよきっと」
なんて会話をしながら、ご覧の通りつけ込み完了。
これを日陰で一ヶ月以上熟成させていきます。
最初の2週間ぐらいは一日一回ぐらいは軽く振って混ぜるといいです。
「日陰だけど、みなさんが見えるところ。
でも触って落としたら危ないので、手の届かないところ」
「そんなところあるかしら…」
「床に置いたら?落ちないから」
「蹴飛ばしそうですね笑」
「じゃぁ、ここだったら、みんなさわらないね!」
長身のネパール人スタッフ、ラクスマンがひょいと瓶を天袋ならぬ天棚?へ。
「あらー、高いところに行っちゃったわね」
「でも、上向けば見えるからいいわよ」
とにかくポジティブシンキングの利用者さんたちです。
というわけで、地上2メートルぐらいの、かなり高い位置に保管されたドクダミチンキ。
あ。。。
1日一回のシェイクタイム。
忘れそうですね笑
1ヶ月ほどで、褐色に色づいていく予定。
昔作ったときは半年ほど寝かせたこともありました。
こちらの様子も時々ご紹介していきますねー。
Comments